動物先進国の中でもドイツは日本でもよく耳にする国だと思います。
10年前テレビでドイツでの犬の暮らしを観て、社会に犬が溶け込んでいる姿が印象的でした。
実際にドイツの動物福祉に関する法律は多岐に渡り、動物に対して深く配慮したものになります。
今回は、ドイツの動物事情や動物愛護に関する法律などをお伝えします。
ドイツでの動物事情

ドイツでは全体の内、47%の世帯が何らかの動物を飼っているという統計が出ています(2020)
新型コロナによる、在宅ワークの増加による後押しもあったようです。
そんなドイツですが憲法の中には、『動物福祉』は国家目標として書かれています。
動物福祉法の冒頭では、
「仲間の生き物に対する人間の責任に基づいて、動物の生命と福祉を保護するものとする。誰人も、正当な理由なしに動物に痛みや苦しみ・危害を加えてはなりません。」
と書かれています。
動物のことを『仲間の生き物』としており、人と動物の距離が近い印象を受けます。
(PETFOOD INDUSTRY・Michigan State University参考)

動物と人が対等なのが伝わってくるね♪
ドイツでの動物愛護に関する法律


・犬を屋外で飼う場合は、雨風を凌げる場所を用意しなければならない。
・成犬の場合は、一日二回、合計1時間以上の散歩をする。
・スパイク首輪(金属の突起がある首輪)やその他犬に苦痛を与える道具は使ってはいけない。
・室内で犬を飼う際は日光が当たる場所を与えなければならない。
・子犬の場合は1日4時間以上構わなければならない。
・以下の犬種は特定の免許を持たない限り飼えない。
- ピットブルテリア
- アメリカン・スタッフォードシャー・テリア
- スタッフォードシャー・ブル・テリア
- ブルテリア
・ブリーダーがお世話を出来るのは3頭が上限とする。
・ブリーダーは毎日4時間は子犬と触れ合わなければならない。
・子豚であっても麻酔なしで去勢手術してはいけない(2013年改正)
・ひよこの殺処分を段階的になくしていく
→これまでのメスのひよこは産卵鶏として成長させていたが、オスは卵を産めないため生まれて間もない状態で殺されてしまうという問題を解決するための法律です。
・と殺は気絶させてから行わなければならない
・動物実験を行った動物はその後、身体検査のために獣医師に引き渡さなければならない。ここで獣医師は、必要な治療をするか、絶え間ない苦しみなどがある場合は安楽死をさせる。
・タバコ、洗剤、化粧品、武器の開発のために動物実験をしてはいけない。
・脊椎動物は獣医師の許可がない限り、身体や器官の一部を切除したり傷つけてはいけない。
・もし身体の一部を切除した場合は、展示会に出したり展示会を開催してはいけない。
(Michigan State University・DEUTSCHEFamilienversicherung・SIMPLE GERMANY参考)



他の動物先進国と比べても内容がより細かいね(*’ω’*)
ドイツでの犬の暮らし


ドイツでは街中のほとんどの場所で犬が受け入れられています。
お店・レストラン・カフェ・地下鉄・公園など犬OKの場所が多く、同伴する場合は従業員に許可を取るのが一般的のようです。その代わり、周囲は犬がしつけられた状態で飼い主が世話をすることを期待しています。また、公共の場ではリードをすることを義務付けられています。
反対に、政府の建物やスーパーマーケットはほとんど禁止になっているようで、その場合は『犬禁止』の標識があります。



犬との距離感には驚くことがいっぱい( ゚Д゚)
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