皆さん、2023年の3月にスペインの動物福祉法が新たになったのはご存じでしたか?
今スペインが動物愛護に関して国全体で大きく変わっているところです。
今回は、スペインの生まれ変わった動物福祉法の内容を中心にお伝えします。
スペインでのペットに対する考え方

スペインではペットは以前は「物」または物品と考えられていたが、2022年1月、法によって知的な存在として認められました。
スペイン政府は2022年度、全力をあげて動物保護に取り組んできました。
2023年3月に改訂された動物保護法は、スペインにおける動物虐待と虐待に終止符を打つことを目的としたものになります。
他のEU加盟国と同様に動物に対する認識を変えた後、動物たちの為に国として大きく動き出したようですね!
新たな動物福祉法の内容

2023年に改訂された動物福祉法ですが、規則の一部を紹介します。
・犬を飼う場合は、犬の飼い方についてのトレーニングコース(無料)を受けなければならない。
・ペットとして飼うことができる「ポジティブリスト」以外の動物は飼うことが出来ない。
・ストック・ビラノール・ハリネズミなどの野生動物の所持は違法となる。
・犬の場合は24時間、他の動物は3日を超えて目を離してはいけない。
・ペットショップでの犬、猫、フェレットの販売は違法。
・動物保護センター(公立)は、犬、猫、フェレットを引き取る前に動物を不妊手術するか、それが出来ない場合(年齢や状態などで)不妊手術また生殖しないことのを署名する。
・人間の都合で動物保護センター、動物病院、動物園において殺処分は禁止する(安楽死は例外で規定あり)
・正当な理由なくペットを屠殺することは禁止する。
※新たな法律の為、今後一部変更になる可能性があります。
他のヨーロッパ諸国と比べると、飼い主や施設に対して厳しい面もあり動物の権利が優先されている印象です。
特に犬を飼う前のトレーニングが義務付けられている点では、他の欧州の国々とはまた違った印象があります。
ペットとして飼うことを禁止されるもの
飼っていい動物を示す『ポジティブリスト』は、新法を発効してから最長 48 か月以内に作成されるとのことです。これによっては、今後新たに飼えない動物が出てくることになりその内容が気になりますね!
動物がリストに掲載されるためには満たさなければならないいくつかの基準があり、その動物は「適切な飼育下に置かなければならない」や「逃走や安全性の欠如のために重大な危険を引き起こしてはならない」などがあります。
ペットとして飼うことが禁止されている多くの動物の中には、クモ・インコ・ラブバードなどのスペイン原産ではない鳥、ベトナムの豚、ハリネズミ、カメ、ヘビ、トカゲ、カメレオンなどの珍しい爬虫類が含まれます。 。
現段階ではウサギ、モルモット、チンチラ、マウス、ハムスターなど 一般的にペットとして飼育されている一部の種が『ポジティブリスト』に含まれておらず物議を醸しているところです。
参照:Spain’s new animal welfare law

おわりに
動物愛護の関してのランキング上位にはないスペインですが、新しく発効された動物福祉法は様々なところまで法が行き届いていました。
まだ細々した点については、決まりかねているのでこれからの動きが気になるところです。
こうした法律が決まると、国や各施設・団体そして国民に対して負担がかかる面もありますが、それ以上に救われる動物たちが沢山出てくると思います。
国によって動物愛護に対してどんな活動ができるかは変わってくると思いますが、日本人が参考にできそうな取り組みを沢山知ることができました。
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^♪
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