教育先進国としても知られているオランダですが、実は動物にも優しい国でもあるのはご存じでしたか?
法律の厳しさで言うとスイスより少し緩いですが、オランダにも動物を守るための様々な取り組みがありました。
今回は、動物愛護に関連する法律を中心にお伝えします。
オランダのペットに関する考え方

オランダではすべての動物がペットとして適しているわけではないという考え方です。 『野生動物は家庭環境で苦しむこともあれば危険な場合もある』ということが、オランダ政府のホームページで書かれていました。
また、飼っていい動物が記載されている”ポジティブリスト”があります。
動物愛護の規則について、彼ら(動物たち)の健康と幸福を守るとありました。
人間の都合よりも、動物の幸せを優先するオランダの動物愛護に対しての考えが伝わってきますね。
オランダの動物愛護に関する法律

※法律の内容の一部を記載しました。
・動物虐待は犯罪に当たる。 (ここでいう「虐待」とは、身体的虐待や、動物を放置したり飢えさせたりするなど、動物の適切な世話を怠ることを指す)
・動物虐待をオランダ食品消費者製品安全局 (NVWA) と警察に報告できる。NVWAと警察はこのような犯罪に対処する責任がある。
→ここでなぜ食品消費者製品安全局が出てきたか疑問に思われた方もいらっしゃると思いますが、これは屠殺(とさつ)が適切な方法で行われているかも含まれるためです。
・医学的な理由以外で動物の一部を切断したり切除したりすることは法律で禁止されている。 (牛や豚の耳にタグを付けるなど一部の処置は許可される)
・霊長類(人間を含めたサルの仲間)を対象とした実験や動物を対象に化粧品をテストすることは禁止する。
・動物を飼育する際は自由に動ける十分なスペースを与える。
・犬を飼う場合は犬にマイクロチップを埋め込み、獣医師に登録してもらう必要がある。 さらに、ヨーロッパのペットパスポートを持たなければならない。
・ペットを 16 歳未満の者に販売することはできない。
・販売用の動物をショーウィンドウに展示することはできない。
・ブリーダーは、重大な欠陥、病気、または行動上の問題を抱えた動物と繁殖してはならない。
・メス犬は 12 か月ごとに 1 回以上出産することはできない。
・バタリーケージ(ワイヤーで出来ている小さなケージ ※写真参照)は禁止されている。

・動物は屠殺される前に気絶させなければならない(宗教的屠殺は例外として特別な規則がある)
他にも野生動物に対しての法律などありますが、特徴的だと思ったものを挙げさせて頂きました。
スイスに関しては飼い主がペットを飼育するにあたっての決まりが多い印象でしたが、オランダでは動物販売者やブリーダーそして屠殺場などの団体に対しての決まりが多いと感じました。
おわりに
オランダの法律を知る内に、日本では当たり前だと思っていたことに疑問を持つことが出来たことと、改めて『本当の動物たちの幸せとは何か』と考え直すことができました。
これらの法律が施行されるとなった時、国や各団体・施設の苦労は相当なものだったと予想できますが、動物たちのために国全体で動いたという事実が素晴らしいと思いました。
EUは動物愛護に関して進展を続けていますが、これが世界に広がればなと思います。
最後まで読んで下さりありがとうございました(^^♪
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